てるてるモニタ IoT(スタンダード・三相用)

てるてるモニタ IoT(スタンダード・三相用)概要



てるてるモニタ  IoTスタンダード・三相用

太陽光発電遠隔監視システム「てるてるモニタ」IoT(スタンダード・三相用、以下 てるてるモニタ  IoTスタンダード・三相用)の製品紹介ページにお越しくださり、誠にありがとうございます。

てるてるモニタ  IoTスタンダード・三相用は、太陽光発電遠隔監視システムの一般的な機能を備えた製品です。以下のような設備への設置を想定しています。


  • 野立ての太陽光発電設備
  • 低圧50kw未満
  • 光回線の無い場所、かつ、携帯電話のつながる場所
  • 電気方式が、三相方式(動力)を利用している設備

分割型CTセンサを使う方式のため、パワーコンディショナーのメーカーを問わず利用できます。また、連系後の設置も容易です。

てるてるモニタ  IoTスタンダード・三相用は、3G(スタンダード)LTE(スタンダード・三相用)後継品相当になります。

お知らせ・新着情報

2022.07.31 … 生産終了
 IoT(スタンダード)の生産を終了致しました。当面は在庫分からの出荷となります。
 2022年12月に後継品IoT(スタンダード2)を販売開始予定です。

2021.02.04 … 販売開始
 IoT(スタンダード)の販売を開始致しました。


IoTシリーズの特徴


てるてるモニタ  IoTスタンダード・三相用は、IoT(モノのインターネット、以下IoT)用の通信規格、LTE Cat.M1(以下、LTE-M)を採用し、通信費の更なる削減を図った製品です。

てるてるモニタ LTE スタンダードの後継品として開発致しました。NTTドコモ社、KDDI社に加え、ソフトバンク社の回線も利用できるようになりました。


LTE基盤

▶ LTE Cat.M1(LTE-M)採用


IoTの普及に伴い、より低価格な通信プランが通信各社から提供されるようになりました。さまざまなIoT向けの通信規格がありますが、てるてるモニタは、LTE Cat.M1(LTE-M)を採用しています。

従来利用していたLTE Cat.1よりも通信速度が遅いというデメリットがありますが、通信費を下げられるというメリットがあります。

▶ ソフトバンク 4G/LTE回線対応

NTTドコモ社、KDDI社に加え、ソフトバンク社の4G/LTE回線にも対応致しました。まれにですが、ソフトバンク社のみが通信できるエリアがあります。そのような場合にご活用いただけます。

▶ 避雷器(SPD)の追加

エリアにより大きな差がありますが、雷害による設備、監視装置の破損が発生しています。監視装置の可用性を高めるため、避雷器を標準で同梱しています。
なお、避雷器は消耗品です。詳しくは「避雷器の概要と、点検、落雷後の対応」をご覧ください。

▶ プラボックスの仕様変更(IP44→IP65)

標準仕様のプラボックスをIP44品から、防塵・防水性能の高いIP65品に変更しました。
発電設備の実態として、「草刈りが不十分」「監視装置のボックスが地面近くに設置されている」状況です。蟻や蜘蛛が侵入して機器が破損するケースが多発しており、その対策の一環として仕様を変更しています。

▶ 通信プランについて

LTEシリーズ同様、10年更新のみです。

▶ 屋外アンテナについて

旧来のL字型アンテナに変更することもできますが、安定した通信を行うために特段の理由が無い限りは屋外アンテナの利用を強く推奨します。

▶ 「ライト」モデルの廃止

発電所全体のみを計測する、てるてるモニタ 3G ライト は事情により廃止致しました。IoTシリーズでは、パワコン毎を計測する スタンダード のみのご提供となります。

設置可能な発電設備(設置条件)

てるてるモニタ  IoTスタンダード・三相用が設置可能な発電設備の条件です。ご注文前には必ずご一読ください。

▶ パワーコンディショナー(PCS)

9.9kw三相PCS×5台の設備を想定しています。10kw三相PCS×4台といった構成にも対応できます。具体的な条件は以下の通りです。

  • メーカー … 不問
  • 電気方式 … 三相
  • 出力   … 10kw以下(10kw以上は応談)
  • 台数   … 5台以下

▶ 交流集電盤(集電箱)

CTセンサを使って計測するため、物理レイアウトの影響を受けます。交流集電盤が2カ所に分かれている場合は設置出来ません。

  • 交流集電盤 … PCS用ブレーカが1ヶ所の盤に収められていること
  • CVケーブル … 仕上げ径(外径)φ10mm以下※

※オプション(有料)で、φ16mm の CTセンサに変更することができます。

主な機能


機能1 見える化サービス


Google Chart API を使った簡易見える化システムです。
ブラウザで発電量の推移をグラフで確認することができます。


太陽光遠隔監視 見える化サービスのサンプル画面(PC)

太陽光遠隔監視 見える化サービスのサンプル画面(スマホ)

見える化サービスは、スマホでも利用できます。
※アプリではありません。

機能2 日次/月次レポートメール

毎日発電状況を指定したメールアドレスに送信します。
毎日見るものだからこそ、簡単に。
アプリを立ち上げるより、WEBブラウザでログインするよりも、「メールで確認」が一番簡単です。
見逃しもほぼ無く、忘れても昨日届いたメールをクリックするだけです。


日次レポートメール サンプル


機能3 異常検出アラート


てるてるモニタ(スタンダード)は、サーバに保存しているデータを定期的に監視します。
異常を検出した場合は、メールで通知します。
 監視時間帯 : 9時~17時
 監視間隔 : 毎時30分頃  (9:00~10:00 の発電量は10:30に処理します。)

●センサ間の発電量に差がある場合
 センサ間の出力に3割以上の差があった場合にメールで通知します。
●発電量がゼロの場合
 発電量がゼロの場合にメールで通知します。
●データがサーバに届いていない場合
 2時間連続で測定データがサーバに届いていない場合にメールで通知します。


てるてるモニタ IoT(スタンダード)三相用 の仕様


仕様一覧


品名 太陽光発電遠隔監視システム 「てるてるモニタ IoT(スタンダード)三相用」
型番 5PORT MPM IoT
メーカー 株式会社インフォミクス
対応配電方式 三相 3 線 200V
対応電線外径 直径10mm
入力容量[VA] 平均 1VA 最大 12VA
消費電力[W] 平均 1W 最大 12W
定格出力 (ACアダプタ)
定格入力 (ACアダプタ)
使用周囲温度 -10 ~50°C (ただし、結露・氷結無き事)
質量 330g(本体+アンテナ)
外形寸法(突起物除く) 190mm(W) × 86mm(D) × 35mm(H)

仕様のダウンロード

PDFアイコンを右クリックして、「名前を付けてリンク先を保存」を選択すると保存できます。印刷してご利用ください。


電力会社 動力契約 申請用資料(IoT三相) … 369KB


よくある質問と答え(購入前、検討中の方)

価格を教えてください。

条件により異なります。
見積もり依頼フォームからご依頼ください。
なお、お電話で価格に関するお問い合わせは受け付けておりません。

発電事業者です。直接購入できますか?

購入可能です。
但し、見積もり依頼フォームに入力する必要事項が分からない方は、工事会社に依頼した方が確実です。

設置作業も行ってもらえますか?

エリアによっては、協力会社様で対応できる場合がございます。
現場の地図をご送付いただければお見積り致します。

10年後の通信費はいくらですか?

10年後に4G/LTEサービスが利用できるかどうか分からないため、未定です。

よくある質問と答えをもっと見る

ご利用までの流れ

一般的なご利用までの流れです。状況により異なる場合もございます。



価格


初期費用

2022年7月をもって生産を終了致しました。在庫限りの販売となります。

新規に導入をご検討の方は、IoTスタンダード2 をご検討ください。

ランニングコスト


保証無しプラン 選択できません。
センドバックプラン(1年更新) 選択できません。
センドバックプラン(5年更新) 選択できません。
センドバックプラン(10年更新) オープン価格

紹介資料、取付・取扱説明書、見積もり依頼

「紹介資料」(機能が同じためLTEスタンダードの紹介資料と共用です)、「取付・取扱説明書」は、こちらから閲覧できます。閲覧にはメールアドレスが必要です。

紹介資料

取付・取扱説明書

見積もり依頼(終了)