てるてるモニタ LTE(スタンダード・三相用)概要
太陽光発電遠隔監視システム「てるてるモニタ」LTE(スタンダード・三相用)(以下 てるてるモニタ LTE スタンダード・三相用)の製品紹介ページにお越しくださり、誠にありがとうございます。
てるてるモニタ LTE スタンダード・三相用は、太陽光発電遠隔監視システムの一般的な機能を備えた製品です。以下のような設備への設置を想定しています。
・野立ての太陽光発電設備
・低圧50kw未満
・光回線の無い場所、かつ、携帯電話のつながる場所
・電気方式が、三相方式(動力)を利用している設備
分割型CTセンサを使う方式のため、パワーコンディショナーのメーカーを問わず利用できます。また、連系後の設置も容易です。
てるてるモニタ LTE スタンダード・三相用は、3G(プロ・低圧用)の後継品相当になります。
お知らせ・新着情報
最新の後継品
本製品(てるてるモニタ 3G スタンダード)の生産・販売は終了致しました。
下記のいずれかのボタンをクリックして、最新の製品の情報をご覧ください。
お知らせ・新着情報
2020.07.31 … 生産終了
LTE(スタンダード)の生産を終了致しました。当面は在庫分からの出荷となります。
在庫切れになる前には後継品IoTシリーズを販売開始予定です。
2018.07.01 … 販売開始
LTE(スタンダード)の販売を開始致しました。
LTEシリーズの特徴
てるてるモニタ LTE スタンダード・三相用は、4G/LTE回線に対応した製品です。
てるてるモニタ 3G スタンダードの後継品として開発致しました。NTTドコモ社の3G回線サービスFOMAの終了を見据え、2017年頃から開発を着手、2018年7月に販売を開始致しました。
▶ LTE Cat.1採用
3G通信モジュールに比べ、4G/LTE通信モジュールの価格は高く、通信仕様上アンテナが2本必要となり、原価が上昇してしまうことが課題でした。LTEシリーズでは、LTE Cat.1 という規格を採用することで、原価の上昇を最小限に抑えました。LTE Cat.1は通信速度が遅いというデメリットがありますが、てるてるモニタは通信量も少なく、1時間に1度しか通信しないため影響はありません。
▶ KDDI 4G/LTE回線対応
NTTドコモ、KDDIの相互接続性試験(IOT) 実施済みLTEモジュールを採用しているため、KDDI回線(オプション)を利用することができます。
山間部の発電設備は、必ずしもNTTドコモ社の回線が優位ではなく、KDDI Au回線しか通信出来ないエリアもあります。場所により、通信しやすい回線をご選択いただくことが可能になりました。
▶ 3Gシリーズとの違い
機能面では違いはありませんが、標準の仕様を変更致しました。
- 通信費等のプランを10年更新に統一
3Gシリーズでは、1年更新または5年更新のみでしたが、お客様からの希望が多かった10年更新のみに統一致しました。
- 標準仕様にプラボックスを追加
3Gシリーズでは本体のみでしたが、標準仕様としてプラボックスが付属します。申込時に「プラボックス無し」を選択することも可能です。設置場所によりけりですが、最低でもIP44、場所によってはIP65の防水・防塵が担保された場所にご設置ください。
- 標準仕様を屋外アンテナに変更
3Gシリーズでは屋外アンテナをオプションとして販売しておりましたが、LTEシリーズでは標準仕様として屋外アンテナを同梱します。旧来のL字型アンテナに変更することもできますが、安定した通信を行うために特段の理由が無い限りは屋外アンテナをご利用ください。
製品ライン | LTEシリーズ | 3Gシリーズ |
---|---|---|
通信規格 | LTE Cat.1 | 3Gのみ |
通信キャリア | NTTドコモ または KDDI | NTTドコモ |
計測単位 | パワーコンディショナー毎 | パワーコンディショナー毎、発電所毎 |
モデル | スタンダードのみ ※1 |
ライト、スタンダード |
動作用電源 | 三相200V(端子台) | 単相100V(ACアダプタ) |
通信費等プラン | 10年更新 ※2 |
1年更新、5年更新 |
プラボックス | 標準(無しも可能) | オプション |
※1 ライトは廃止
※2 1年、5年は廃止
▶ 「ライト」モデルの廃止
発電所全体のみを計測する、てるてるモニタ 3G ライト は事情により廃止致しました。LTEシリーズでは、パワコン毎を計測する スタンダード のみのご提供となります。
LTE(スタンダード・単相用)との違い
給電方式が異なります。単相用は、ACアダプタを使い単相100V電源で動作しますが、三相用は、三相200Vを使い動作します。三相の平衡負荷として動作しますので、別途電灯契約を追加する必要がありません。
監視装置としての基本的な機能は、単相用も三相用も同じです。
設置可能な発電設備(設置条件)
てるてるモニタ LTE スタンダード・三相用が設置可能な発電設備の条件です。ご注文前には必ずご一読ください。
▶ パワーコンディショナー(PCS)
9.9kw三相PCS×5台の設備を想定しています。10kw三相PCS×4台といった構成にも対応できます。具体的な条件は以下の通りです。
- メーカー … 不問
- 電気方式 … 三相
- 出力 … 10kw以下(10kw以上は応談)
- 台数 … 5台以下
▶ 交流集電盤(集電箱)
CTセンサを使って計測するため、物理レイアウトの影響を受けます。交流集電盤が2カ所に分かれている場合は設置出来ません。
- 交流集電盤 … PCS用ブレーカが1ヶ所の盤に収められていること
- CVケーブル … 仕上げ径(外径)φ10mm以下
主な機能
機能1 見える化サービス
Google Chart API を使った簡易見える化システムです。
ブラウザで発電量の推移をグラフで確認することができます。
見える化サービスは、スマホでも利用できます。
※アプリではありません。
機能2 日次/月次レポートメール
毎日発電状況を指定したメールアドレスに送信します。
毎日見るものだからこそ、簡単に。
アプリを立ち上げるより、WEBブラウザでログインするよりも、「メールで確認」が一番簡単です。
見逃しもほぼ無く、忘れても昨日届いたメールをクリックするだけです。
機能3 異常検出アラート
てるてるモニタ(スタンダード)は、サーバに保存しているデータを定期的に監視します。
異常を検出した場合は、メールで通知します。
監視時間帯 : 9時~17時
監視間隔 : 毎時30分頃 (9:00~10:00 の発電量は10:30に処理します。)
●センサ間の発電量に差がある場合
センサ間の出力に3割以上の差があった場合にメールで通知します。
●発電量がゼロの場合
発電量がゼロの場合にメールで通知します。
●データがサーバに届いていない場合
2時間連続で測定データがサーバに届いていない場合にメールで通知します。
てるてるモニタ LTE(スタンダード)単相用 の仕様
仕様一覧
品名 | 太陽光発電遠隔監視システム 「てるてるモニタ LTE(スタンダード)三相用」 |
型番 | MPM MODBUS 4GT |
メーカー | 株式会社インフォミクス |
対応配電方式 | 三相 3 線 200V |
対応電線外径 | 直径10mm |
入力容量[VA] | 平均 1VA 最大 12VA |
消費電力[W] | 平均 1W 最大 12W |
定格出力 | |
定格入力 | |
使用周囲温度 | -10 ~50°C (ただし、結露・氷結無き事) |
質量 | 330g(本体+アンテナ) |
外形寸法(突起物除く) | 190mm(W) × 86mm(D) × 35mm(H) |
仕様のダウンロード
PDFアイコンを右クリックして、「名前を付けてリンク先を保存」を選択すると保存できます。印刷してご利用ください。
よくある質問と答え(購入前、検討中の方)
価格を教えてください。
条件により異なります。
見積もり依頼フォームからご依頼ください。
なお、お電話で価格に関するお問い合わせは受け付けておりません。
発電事業者です。直接購入できますか?
購入可能です。
但し、見積もり依頼フォームに入力する必要事項が分からない方は、工事会社に依頼した方が確実です。
設置作業も行ってもらえますか?
エリアによっては、協力会社様で対応できる場合がございます。
現場の地図をご送付いただければお見積り致します。
10年後の通信費はいくらですか?
10年後に4G/LTEサービスが利用できるかどうか分からないため、未定です。
ご利用までの流れ
一般的なご利用までの流れです。状況により異なる場合もございます。
価格
初期費用
2020年7月をもって生産を終了致しました。
新規のご用命は、後継品をご検討下さいますようお願い申し上げます。
ランニングコスト
保証無しプラン | 選択できません。 |
センドバックプラン(1年更新) | 選択できません。 |
センドバックプラン(5年更新) | 選択できません。 |
センドバックプラン(10年更新) | オープン価格 |
紹介資料、取付・取扱説明書、見積もり依頼
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